~オリンピックフィギュアスケーターを迎えて~ 「鈴木明子選手トークショー&バンクーバーの味」
2010年5月27日(木)、今年度の暮らし三つ星カレッジ開講を記念して特別イベントが開催されました。
このイベントで「三つ星な暮らし応援ブログ」の主婦ブロガーMARIママさんが レポーターとしてデビュー。
スペシャルゲストのオリンピックフィギュアスケーター鈴木明子選手のトークショーや、
野菜ソムリエ講師田中稔先生の調理デモンストレーション&試食会など、充実したイベントの様子を詳しくレポートしてくれました。

5月27日(木)に、栄ガスビルクッキングサロン栄で開催された特別イベントにレポーターとして参加させていただきました。
司会の方の紹介でスペシャルゲストの鈴木明子選手がいよいよ登場すると、参加者からワーッという歓声と拍手が。
どこかあどけなさの残る笑顔がとてもかわいらしく、 キラキラした瞳がとても印象的でした。
司会の方の質問に、まっすぐに相手を見て自分の言葉で答える。
その様子は何気ない事だけれど、その言葉にはなんだかすごいパワーがあり、どんどん彼女の魅力に吸い込まれていきました。
鈴木選手といえば、なんと言っても「バンクーバーオリンピック」。
トークショーが始まると、オリンピック出場者しか知り得ない選手村での暮らしを教えてくれました。
『選手村ではなんと、マック(マクドナルド)が食べ放題なんですよ!』
「へぇ~っ!」とざわめく会場。
私は、(アスリートといえば体力勝負!さぞかしたくさん食べちゃうのでは?)なんて思ってしまいましたが、
鈴木選手の答えは、
『それぞれ体重・体調管理をしっかりしているので無茶な食べ方はしないんです♪』
さすがオリンピック選手…日頃の自己管理がしっかりしているからこその『食べ放題』なのですね。
わが身をちょっと反省していると、
『でも、選手村にはアイスクリームショップもあり、オーガニックのものなのでそれなら良いかなぁ…って
つい思っちゃうんです』
と、にっこり♪スイーツ好きな女の子らしい一面にちょっとホッとしちゃいました♪
オリンピックに出場するほどの選手、いったいどれくらいの練習を積んでいるのか…想像もつかない世界です。
『以前は毎日リンクに立ち練習に励んでいましたが、最近は週に1度滑らない日を作り、
体のメンテナンスをするようにしています。』
という鈴木選手の答えにちょっぴり驚くとともに、「なるほど!」と深~くうなずく私。
目標に向かってやみくもに突っ走るのではなく、一呼吸置いてリフレッシュする。
これって、私たちの日々の生活の中でもとても大切なことなのかもしれないなぁ、と思いました。
(…なんて、私の場合は『週に1度くらいは頑張る日を作る!』が目標ですが)
『これまでスケートをやってきて、一度も辞めたいって思ったことはないんです♪』
さらに、フィギュアスケートを始めたきっかけをこう話します。
『母が多趣味な人で、私にも何かと思った時にたくさんの選択肢を与えてくれました。
「滑れたら嬉しいな」って軽い気持ちでフィギュアを始めましたが、 お金もかかるし、
実は母は止めたんです(笑) でも、ここまで好きになれる物が見つかった私はとても幸せだと思います。』
どんなに大変な練習も「好きだから」頑張ってこられる。
それを陰でサポートしてこられた鈴木選手のお母様。
とてもいい親子の関係が言葉の向こう側から見えてきます。
『思春期の頃、特に女子は体型が変わりやすい時期で、母が頑張ってコントロールしてくれていました。
大学に入り、自分で食事を用意するようになってから、そのプレッシャーで病気になってしまって…。』
つらい過去を乗り越えて「今では健康おたく」と笑う鈴木選手。
『いろいろな物を試し、自分に合うものを見つけるようにしています。
ヨガやピラティスもスケートのためでもあるけれど、「健康のため!趣味♪」と思って楽しんでいます。
トレーニングだと思うとつらくなる時もあるので(笑)、「美味しい物を食べるため」「見た目を保つため」
と思うと良いんです♪』
たくさんの経験をして、気持ちのコントロールが上手になったと振り返っていました。
確かに、何をするにも「気持ちの持ち方」ってとっても大事!
『イヤイヤ』『無理して』やるのと『楽しい!』と思って前向きに取り組むのとでは結果が大きく違ってくるんですね。
氷の上で可憐に舞う鈴木選手のキラキラした笑顔が目に浮かび、その秘訣を教わったように思いました。
最後に、先日の「バンクーバーオリンピック」での秘話を教えてもらいました。
『本番直前の6分間の練習が、とっても調子が悪く転倒ばかりしてしまって。
とっても不安だった時、先生が「自分が頑張るしかないんだよ。」と背中を押してくれました。
「これまでの練習に比べれば、たった6分間の練習の成果なんて本当にわずかじゃないか」
と思ったら、割り切って滑りだす事が出来ました。
結果、とても満足できる演技ができたんです。
こんな風に、自分は本当にたくさんの人たちに支えられて今があるんです』
テレビの前にくぎ付けになったあの試合の裏側…選手たちの生身の心の動き。
それを知ることができた今回のトークショーは、単なる『アスリートの体験談』なんかではなく日々の暮らしや子育てにも
通じるたくさんのヒントが隠されていました。

